· 

「甘さ」と「切なさ」と「渋さ」と

 昨日、トリフォニーホールで開催された「すみだ音楽祭2019」最終日の演奏を鑑賞してきました。当歌劇団はその前日に出演したので、疲労感とアルコールが残る状態での鑑賞でしたが、すっかり覚醒し、音楽の持つ魅力を存分に堪能してきました。


 私の琴線にふれる音楽を聴かせてくれたのは、「すみだ男声合唱団」のみなさんでした。24名のシニアメンバーですが、「包み込むような重低音のバス」から「甘く色気のある音色のテノール」まで、これぞ男声合唱という魅力的な演奏でした。

 

 特に、ヴァイオリンの伴奏で歌った『ゴッドファーザー愛のテーマ』と『マイ・ウェイ』は、甘く切なく、大人の魅力にあふれる名演奏でした。

 

 思わず、私の目から水滴がこぼれ落ちてきました。

Tetsuya