「sotto voce(ソット ボーチェ)」の意味を詳しく調べてみました。
声楽の発声上の楽語(伊語)で、意味は「小声でささやくように」「ひそやかな声で」「声を忍ばせて」等々。「sotto」は、「下に」とか「以下に」、そして「voce」が、「声」。つまり、「基準以下の声⇒小声、低い声」の意味になるようです。
実は、昨夜の稽古の中で先生から「もう少しsotto voceを意識して歌えるといいね」というお話がありました。『魔笛』の5曲目は、タミーノとパパゲーノ、そして「3人の侍女」による5重唱なのですが、5人が重唱する部分が、この「sotto voce」になります。
5人が「sotto voce」の部分をそっと、小声でささやくように歌う、何てね。
tetsuya