· 

『恋』というものは

オペラ『魔笛』は、若い王子タミーノが悪者(?)に囚われているパミーナ姫を救い出そうとするところから始まります。彼女の「絵姿」を見た瞬間、タミーノは恋に墜ちるのですが、実は私も似たような経験があります。

 

大学3年の夏のことです。私は、霧ヶ峰高原のロッジで住み込みのアルバイトをしていました。そこに、新しいバイトの女子大生がきました。ひまわりのような明るい笑顔、しかも色白、しなやかに伸びた手や足、ウエーブのかかったロングの髪。私は一瞬で心を奪われていました。これを『恋』というのでしょうか。

 

この先の話は想像にお任せするとして、今回の舞台ではこの貴重(?)な体験を生かし、タミーノの心模様をいかに歌や演技で表現するか、いや~、やる気が出てきたぞ~。

tetsuya