常任総合芸術監督
古川真紀 Maki Furukawa |
国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。卒業後、演出助手として活動を開始し、日生劇場、二期会オペラ振興会、新国立劇場などで、中村敬一、平尾力哉、鈴木敬介、西澤敬一、観世栄夫、M・ハンペ、岩田達宗、H・P・レーマン各氏の演出助手を務める。1995年二期会チェンバー・オペラ「フィガロの結婚」を演出。翌年も再演される。1996年より1年間、文化庁在外研修員としてベルリンに留学。ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン・コーミッシェ・オペラ、バイロイト祝祭劇場などで研鑽を積む。帰国後、東京学芸大学オペラ、活水女子大学オペラなどを演出。また国立音楽大学大学院オペラなどで字幕製作も手がけている。横浜シティオペラ「魔笛」、ひたち野外オペラ「マクベス」を演出、好評を博す。大学やオペラ研修所などで後進の指導にも力を注いでいる。2006年すみださくら歌劇団旗揚げより演出を手がけ、2010年常任総合芸術監督に就任。国立音楽大学大学院授業補助、二期会オペラ研修所講師。 |
歌唱指導
倉沢一郎 Ichiro Kurasawa |
武蔵野音楽大学卒業・同大学院修了。藤沼昭彦、ロドルフォ・リッチ諸氏に師事。1974年よりオペラ活動を始め、これまで「フィガロの結婚」フィガロ、伯爵、「魔笛」パパゲーノ、モノスタトス、「ドン・ジョバンニ」マゼット、「蝶々夫人」シャープレス、「ラ・ボエーム」ショナール、「ヘンゼルとグレーテル」父親、「こうもり」フランクや、「椿姫」「カルメン」「パリアッチ」「メリー・ウィドウ」「霊媒」等数々のオペラに出演。1977年ザルツブルグにおいてドイツ歌曲で賞をとる。最近では日本むかし話のオペラ「笠地蔵」じいさま役、「花咲かじいさん」「泣いた赤鬼」等で好演。また2010年演奏活動40周年のリサイタルを開催。「レクイエム」「スタバート・マーテル」等宗教曲や「第九」のソリストとしても活躍。横浜シティオペラ会員。 |
ピアノ
比留間 千里 Chisato Hiruma |
東京都立芸術高等学校音楽科ピアノ専攻卒業。武蔵野音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。同大学大学院音楽研究科ピアノ専攻修了。中島征矢子、高橋高子、竹尾聆子、小島久里、ヤン・ホラーク、アンドル・フォルデス各氏に師事。伴奏法をヤン・ホラーク、クリスティアン・ドゥ・プロインの各氏に師事。在学中より演奏活動を始める。現在おもに声楽、器楽の伴奏を中心に活躍している。緻密な音楽作りに定評がある。チェコ音楽コンクール最優秀伴奏賞受賞。 |
指揮
大浦智弘 Tomohiro Ohura |
宮城県塩竈市出身。東京学芸大学教育学部を卒業後、同大学大学院を修了。ピアノを斎藤信子、須田昌宏、作曲を小林康浩、吉崎清富、指揮を松岡 究、山本訓久、小林研一郎、スコア・リーディングとオペラ・コーチングを田島亘祥の各氏に師事。2007、2009年、イタリア・カターニアにおける Arte Musicale Italiana のマスター・コースにおいてベッリーニ歌劇場副音楽監督のレオナルド・カタラノット氏に師事、氏よりディプロマを授与される。これまでに数々のオペラ公演やコンサートを指揮するほか、新国立劇場、びわ湖ホールをはじめ、各地のオペラ団体や管弦楽団、合唱団等において副指揮者や合唱指揮者、コレペティトールを務めている。現在、日立シビックセンターNYOC音楽監督、栃木フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、オーケストラ≪エクセルシス≫正指揮者、厚木交響楽団客演指揮者、国立音楽大学オペラ研究会指揮者、二期会オペラ研修所講師。 |
指揮
井田勝大 Katsuhiro Ida |
鳥取県米子市出身。東京学芸大学音楽科卒業、同大学院修了。2003年から来日オペラ団体日本公演製作助手を務め、ミラノ・スカラ座、ウイーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、東京オペラの森なので、小澤征爾、ズービン・メータなどのアシスタントを務める。2004年、江戸開府400年記念東京文化会館「あさくさ天使」に副指揮者として参加。2006年、東京バレエ団日本初演「ドナウの娘」にて指揮者アシスタントとして楽譜の修正を含め大きな役割を果たした。2007年からは熊川哲也率いる K-Ballet Company の指揮者としても活動。国内外の多くの指揮者のアシスタントとして、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、東京シティフィルハーモニー楽団などと共に仕事をし、その他アマチュアを含め、多くのオーケストラや合唱を指揮、指導している。トランペットを田宮堅二、田中昭、山城宏樹各氏に師事、指揮法を山本訓久、高階正光、福田一雄各氏に師事。 |
指揮
佐藤 宏 Hiroshi Sato |
国立音楽大学作曲科卒業。作曲を矢代秋雄、尾高惇忠、増田宏三、飯島英嗣の各氏に、指揮を増田宏三氏に指示。大学在学中より東京室内歌劇場において指揮活動を始める。近年東京二期会の合唱指揮者として招かれ「蝶々夫人」「ラ・ボエーム」「仮面舞踏会」「椿姫」等を担当する。また自身の曲として「少年合唱のためのミサ曲」「REQUIEM」「あめのいとをつむいで」等がある。藤原歌劇団団員、国立音楽大学大学院講師。 |